中国語の文法とは?中国語の基礎文法とは?
中国語を学ぶ際に気になるのが中国語の文法ですよね。文法は言語ごとに異なりますので、中国語を話せるようになるには文法をしっかりと覚えることが重要です。
例えば、英語と日本語は文法がかなり違いますので、英単語だけを覚えても英語を話せるようにはなりません。では、実際に中国語の文法はどのようになっているのでしょうか。
そこで、中国語の文法のS(主語)V(動詞)O(名詞・目的語)の順序や基礎文法についてまとめました。
中国語の文法とは?
中国語の文法は、英語の文法に似ていると言われることが多くあります。しかし、ドイツ語ほど英語とほとんど同様の文法になっているかと言うとそういうわけではありません。
ただ、中国語の基本的な文法のS(主語)V(動詞)O(名詞・目的語)は、英語と同様に動詞フォーカス型になります。動詞フォーカス型とは、動詞を中心に文法が成り立っているということです。
ちなみに、日本語は動詞フォーカス型ではありません。日本語は動詞ではなく、名詞が中心になる言語だと言っていいでしょう。
英語と日本語を比べてみるとよく分かると思いますが、日本語は英語ほど動詞の種類が多くなく、文法上の順序も動詞より名詞の方が前ですよね。
例えば、「私はペンを持っている。」は、英語では「I have a pen.」となり、名詞よりも動詞の方が前に来ています。
中国語の文法も、基本的には上記の英語と同じように、名詞よりも動詞が中心になっていると言えるでしょう。
中国語の基礎文法とは?
中国語の基礎文法は、上記で記載したように、英語と同じくS(主語)+V(動詞)+O(名詞・目的語)の順番になっています。
そのため、中国語の基礎文法は、英語と同じように動詞を中心にして考えると、分かりやすいかもしれません。
また、中国語は助詞がないという点も英語と似ています。助詞というのは、文章を繋ぐいわゆる「て・に・を・は」のことです。
ただ、中国語の基礎文法は全て英語と同様に考えれば良いかというと、そういうわけではありません。
確かに、中国語の基本的な文法は、英語と同様にS+V+Oの順序になりますが、一方でどちらかと言うと日本語に近い部分もあるのです。
では、中国語の基礎文法について、いくつか例を挙げて見ていきましょう。
疑問文と返答の文法
日本語では、疑問文にする場合は文章の最後に「~ですか」などを付ける形になりますが、中国語の文法でも同様に文章の最後に疑問詞を付けることで疑問文になります。
また、疑問文に対して返答する際に、英語では「YES・NO」で答えますが、中国語の場合は日本と同じように「~する・~しない」と答えるようになります。
否定文の文法
中国語の否定文の文法は英語と似ています。英語では否定文にする際には、「not」を付けますが、中国語でも同様に「不」を付けることで否定文になります。
このように、中国語の基礎文法は、英語と似ている部分もあれば、逆に日本語と似ている部分もあります。
ただ、やはり中国語の文法は、基本的には英語と同じく動詞が中心になった動詞フォーカス型になりますので、動詞を意識して勉強をすると良いでしょう。
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